ワット・ポーやワット・プラケオは見たけど、まだお寺を見足りない…!でもワット・アルンは遠い!という方にオススメの寺院を紹介。
これらの場所から歩いていける、入場無料の超キュートなお寺/ワット・ラーチャボピットへ行こう!
ワット・ラーチャボピット
壁一面に貼られたモザイクタイルが可愛いこちらのお寺は、創設したラーマ五世の好みで全体がモダンにで作られている。
黄金の仏塔を取り囲む円形の廊下と、色使いが楽しい三色の屋根。
仏塔自体も全面にモザイクタイルが使われており、ヨーロッパとアジア文化の融合が実現している。イエロー・グリーン・ブルー、そしてピンク。タイ特有の色使いが楽しい。
魅力①ピンクの本堂
最大の魅力はラーマ五世の好みが前面に押し出された本堂。ベルサイユ宮殿を意識して作られたというワット・ラーチャボピットの特徴であるピンク色の部屋で、仏様とシャンデリアが私たちを迎えてくれる。ワット・ポーやワット・プラケオのギラッとした豪華さとはまた違うキュートな空間を堪能出来る。
魅力②静かで人が少ない
観光としても仏教としても重要地点であるワット・ポー/ワット・プラケオの人ごみに疲れた方に、ワット・ラーチャボピットは特におすすめだ。そこまで観光客に知られているお寺ではないため、静かな空間をのんびりと楽しむことが出来る。
魅力③タイルの素朴な味わい
壁面を飾るタイルの一つを紹介しよう。美しい花模様の中央に人物が描かれており、一枚一枚の表情の違いを楽しめる。
ちなみにこちらの方は、さくらももこの描く意地悪な同級生という感じの表情をしていた。近くで見ないと分からないこともあるものだ。
魅力④入場無料
魅力的なお寺ながら、入場料を取っておらず、商売っ気も無い。バンコクの人たちの憩いの場になっているような寺院で、ピースフルな空間だ。ぜひワット・ポーを訪れた際には、歩いていけるワット・ラーチャボピットを拝観してみよう。
基本情報
拝観可能時間は8:00~17:00で、上記の通り入場無料。
お寺の東側と西側に入り口があり、ワット・ポーから徒歩7分程度で着く。ピンクの本堂は南側にあるが、仏塔のそばからは入れないので、一度廊下沿いにぐるっと回ってみよう。年中開いているようだが、祝日は不明。
英語ではWat Ratchabophit、タイ語ではวัดราชบพิธสถิตมหาสีมารามราชวรวิหารである。トゥクトゥクやタクシーで行く人は、地図に併せてこの文字を見せてみよう。