京都はラーメン激戦区であり、数々の名店がしのぎを削っている。いくつかあるラーメン密集地の中で、最もアクセスが良いのが四条烏丸近辺だ。
数多くのライバルを抑えながら営業している店だけが残れる好立地。駅から歩いて4分の場所に、濃厚トリ白湯の名店があった!
めんや美鶴
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めんや美鶴は2015年に開店した鶏白湯ラーメンがメインの店。埼玉・新越谷や京都・河原町仏光寺に支店を出しているけど、ここが本店だ。
その特徴は鶏スープの味の豊かさと、メニューの豊富さだと思う。実際に食べに行ったレポートを書いておく。
濃厚鶏白湯そば 黒
今回の訪問で筆者が注文したのは、 濃厚鶏白湯そば 黒(780円)。強烈な鶏の旨みから、丁寧に何時間も煮込まれていることが分かる。見事に鶏尽くしで、チャーシューも鶏な上につくねまで入っている。
鶏チャーシューは、ありがちなパサパサ感を無くしたしっとりモチモチ食感。こういう所にも鶏への愛を感じる。つくねは揚げたものの中に軟骨が入っていて食感が面白い。
どうやらスープには国産鶏と野菜しか使っていないらしく、それであの重厚な味わいが生み出せているのがすごい。しかしこういうお店が書いた解説って読むの楽しいよね。
贅沢卵かけご飯
サイドメニューとして贅沢卵かけご飯(200円)を注文。こんなの旨いに決まってるけど、一応書いておこう。先述の鶏チャーシューを刻んだものに、ネギと濃厚な卵、そしてコショウとごま油が合わさっている。豪華な卵かけご飯だ。
我を忘れて貪ってしまう中毒性がある。ノンストップで食べ続けてしまった。
人気店
バカみたいに並ぶことは少ないが、間違いなく人気店だ。この時は22:00過ぎあたりに訪れたのだが、カウンターのみ17席の店内は空席が2つ残すだけで、そこもすぐ埋まってしまった。しかし回転が速いので、待つことはあまりないかも。
メニューが豊富
画像が荒くて申し訳ないが、入り口の食券機を貼っておこう。つけ麺やまぜそば、担々麺などを独自に解釈し、鶏白湯でまとめているようだ。鶏三昧丼なんて旨いに決まってる。
なかでも気になるのが『超濃厚 鶏白湯そば』というやつで、『濃厚 鶏白湯そば』ですらメチャクチャ濃かったのに、いったいどんな料理が出てくるのか。そしてスープの種類が増えるということは、そのために寸胴鍋を店内に増やすということなので、余計に店主の鶏好きを感じてしまう。今度行ったときに食べてみよう。
店舗情報
阪急烏丸駅/地下鉄四条駅から徒歩4分。
定休日は無しで、営業時間は月~土が11:30~24:00(L.O.23:30)、日曜だけ11:30〜21:00。予約は出来ないけど、店の回転が速いので心配なし。英語メニューや中国語メニューがあるので、外国人も安心。禁煙なので注意。