観光客として名古屋に来て思ったことがある。本当に多種多様な食べ物が受け入れられ、新たなグルメが生まれ続けている街だということだ。
栄をうろうろしていて見つけたのが、東仁王門通りという商店街だった。そこではなぜか多種多様な国の店が開かれていた。
大須商店街の一角
大須商店街の一角に東仁王門通りはあった。大須観音駅と矢場町駅のちょうど中間あたりに、この商店街は位置している。このあたりに近づくにつれ、外国人のカップルが増えていき、外国人の経営する店が増えてくる。
ブラジル食堂
スパイシーな香りが漂うのは、オッソ・ブラジルだ。筆者は行くことが出来なかったのだが、知人曰くめちゃくちゃ美味いとのこと。
あまり見慣れない料理が食べられるのもこのあたりの魅力だろう。肉がマズいわけがないし、安パイなのかもしれない。
ベトナム料理
現地の空気そのままのベトナム料理屋もある。この青い椅子ベトナムでいっぱい見た。オッソ・ブラジルもそうだけど、他の地域に比べて、道に椅子を出している店が多い。本当に東南アジアを旅行してるみたいな気分になる。
ディープな中華料理屋
飲飲13(ヤムヤム13)という店。見るからにディープな感じがする。ネットで調べてやっと店名がわかるというディープさ。もっとわかりやすい所に書いといてほしい。
誰がそこで食うんだ?というぐらいオープンな席が、ここにもしつらえられている。屋台感が無いので逆に恥ずかしい。ここは完全に道だし。
この角度から見ればかろうじて店名が分かるけど、見慣れない漢字だ。それにこっちから見ると余計に道っぽい。特に丸いテーブルがキツい。
ナポリピザ世界一の店
また同じ通りには、ナポリピザのコンテストで世界一を取った職人がいる「ピッツェリア トラットリア チェザリ」もある。黄色い方が「チェザリ」で赤い方は「ソロ ピッツァ ナポレターナ 大須本店」だそうな。
どちらも姉妹店だけど「チェザリ」はフルサービスのレストラン、「ソロ ピッツァ」はセルフサービスのファーストフード感覚という風に分けられている。値段ももちろん違う。
ここは筆者も立ち寄らせてもらったが、本物のモッツァレラチーズというやつがめちゃくちゃ美味かった。行くべき店である。
なぜか「チェザリ」の宣伝イラストには黒人が描かれている。ちょっと見にくいけど左のお嬢さんなんか上半身裸でケーキを勧めている。どういう国際感の出し方なんだろう。
マクドナルド的なケバブ
またこの商店街ほどになると、マクドナルド感覚でケバブを出すようだ。ハラール食材(イスラム教徒が食べれるもの)のみを使っている本格的なものだが、ここまでカジュアルに店を出せることに驚く。大須特有の文化じゃないだろうか。
Mega Kebabが一番、外国に来た感じがした。意図的に外国っぽいファーストフードのデザインにしているのだろう。
その他にも外国の気配
その他にも世界中の食材を打っているお店が開かれている。ブラジルのソーセージが買える。良く知らない国旗が書かれた食材とかもある。ここもハラールの食材を扱っているようだ。
路地がカッコいい
大須あたりは路地もディープな感じがして面白い。入りづらいような、吸い込まれるような。不思議な魅力が漂っているので、路地好きも必見だ。
名古屋グルメを食べつくし、色々な国のグルメをはしごしたくなったら、ぜひ東仁王門通りへ。それでは。