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【2025年サマーセール】Kindleで買っておくべきマンガ

2025年7月~8月にかけてのKindleセールによりポイントバックが受けられる傑作マンガの情報を掲載。あくまで記事執筆時点の情報のため、実際のポイントバックについては購入時点までに要確認ください。

※本記事にはAmazonアソシエイトのリンクが含まれます。

メダリスト/つるまいかだ

メダリスト(1) (アフタヌーンコミックス)

最高すぎるフィギュアスケートマンガ。このマンガの凄いところは選手だけでなく、その選手を教えるコーチが主人公になっているところ。子どもが読んだら小学生の主人公・結束いのり視点で、大人が読んだらコーチの司先生視点で感情移入してしまうこと間違いなし。

読者は「保護者的な目線」で主人公の結束いのりを応援してしまうようになっていて、成長を追いかけると涙が止まらなくなる。たくさんのフィギュアスケート選手が登場する群像劇の要素もあり。特に滑走シーンの圧倒的な画力が素晴らしい

アニメ版が大旋風を巻き起こしたが、どちらかというとアニメ版は全年齢向け、マンガ版は青年誌という感じで、日常の会話シーンの描き方が全然違う。また実はアニメ版はそこからどんどん面白くなっていくというところで終わっているので、続きが気になる方もこの機会に。

Kindle版が全巻45%ポイントバックで購入できる

ダンジョン飯/九井諒子

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

ドラクエ的なハイファンタジーものの巨星。妹を救うためにダンジョンを潜る主人公一行だが、お金がないのでゲテモノである「モンスター」を食べながら、ダンジョンを突き進んでいくという物語。

特筆すべきは作者の圧倒的な想像力で、こういったマンガの戦闘シーンは通常、何か必殺技などでモンスターを倒していくと思うが、このマンガではモンスターそれぞれの生態(どんな特徴があるか)に着目して倒していく。そういった描き方をするには世界観を相当に作りこんで、モンスターの細かな設定を(味まで含めて!)考えていかなければならないのだが、徹底的に作りこまれていて、読めば読むほど新しい発見がある。

特に様々な人種が登場することで、人種間の「ありそうな」トラブルだったり行き違いが素晴らしい想像力で描かれている。またギャグも面白いのでテンポよく読めるところもある。個人的には『ダンジョン飯』が、単に迷宮でご飯を食べるマンガだと思われていることにすごく違和感があって、どちらかというと『鋼の錬金術師』『進撃の巨人』などにつらなる重厚なダークファンタジーの系譜だと思う。

巻毎に割引率が異なるが、半分以上の巻で45%のポイントバックを受けられる。

また作者・九井諒子の想像力が光りすぎる傑作短編集、『竜の学校は山の上』も、本来726円のところ、Kindleなら330円のポイントバックを受けて、実質396円で入手できる。要チェック。

竜の学校は山の上

竜の学校は山の上

Amazon

ダンダダン/龍幸伸

ダンダダン 20 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

aアニメ2期が始まった『ダンダダン』もほとんどの巻が45%ポイントバックを受けられるセール中。少年漫画史上でも上位に入ると思われる、驚異の画力に圧倒される。また物語の作り方がうまくて、9巻~13巻に収録されている「バモラ編」は少年漫画の良いところが全部詰まっていて、本当に素晴らしかった。

いわゆる宇宙人・ネッシー的なオカルトと、ターボばばあ・くねくね的な怪談発の妖怪たちが大量に登場して、カオスな群像劇を楽しめる傑作。

外天楼/石黒正数 

外天楼 (講談社コミックス)

『それでも町は廻っている』『天国大魔境』の石黒正数が送り出した傑作ミステリー短編ハラハラする展開の中で、見事に回収されていく伏線は至福。この構成力、読み応えで1巻で完結するマンガはなかなかないのではないでしょうか。759円のところが、469円分のポイントバックを受けられるので、実質62%オフで買える。

 

 

注意事項

上記はあくまで記事執筆時点の情報であり、購入前にポイントバックが適用されているかはご確認ください。