日本で使われているスマホのサービスは、中国ではほとんど使えない。グーグル検索やグーグルマップ、Twitter、LINE、InstagramからYouTubeに至るまで、すべて使えないのだ。たとえ日本からスマートフォンを持って行っても、現地のWi-Fiに繋いでしまえば利用することは出来ない。しかし日本で対策をして行けば、安く簡単にこれらのサービスを使えるのだ。その方法とは…?
中国聯通香港のSIMカードを使うべし
その解決策がこのSIMカードである。画像をタッチしてもらえればわかるが、なんと日本のAmazonで買える。これは中国と香港で8日間通信が出来るSIMカードで、香港の回線を通じて通信するので、使えないはずのLINEやInstagramも使えてしまうという素晴らしい商品なのだ。
しかも値段は1000円ちょっと。格安である。Wi-Fiだと一日1000円したりするのに。容量は2GBまでで、筆者はこれで我慢することなく(インスタのストーリーを再生したり、まとめサイトで画像を読み込んだりしても)スマートフォンを使えた。筆者は上海と北京でサクサク通信できることを確認済み。
設定も簡単
海外の商品で不安なのが、現地で実際に使えるかどうかということだろう。この商品には複雑な設定は無い。たったの3ステップで利用開始できる。誰でも出来ることを確認していってほしい。
1.SIMカードを挿す
まずスマートフォンにSIMカードを挿入する。本体の横部分に入れられる場所があるが、大抵の場合穴に専用の棒を突き刺して開けるようになっている。携帯会社から渡されたものを失くした方は裁縫針を持っていこう。
2.スマホに使うネットワークを設定する
スマートフォンにどのネットワークを使うかを設定しないといけない。まずは設定画面を開こう。
どのスマートフォンにもあるネットワークの設定画面を開く。
詳細設定をタッチ(ない場合は次へ)
アクセスポイント名(もしくはAPN)をタッチ。
アクセスポイント名(APN)の画面を開いたらプラスボタンをタッチ。
「名前」と「APN(もしくはアクセスポイント名)」の項目に「3gnet」と入力しよう。
今作成した3gnetの項目を選んでおく。
3.データローミングをオンにする
データローミングをオンにする。これで通信が始まる。1分あれば出来るほど簡単だ。
もしこれで始まらないという方は、「ネットワークを自動的に選択」がONになっているか確認しよう。
SIMロックを解除しておこう
ドコモ/au/ソフトバンクなどの携帯会社で購入したスマートフォンやiPhoneには、その会社のSIMカードしか使えないようにロックがかけられている(Appleストアで購入したiPhoneにはかかっていない)。
この中で2015年5月以降に発売された機種なら、購入した携帯会社の店舗もしくはサイトでロックを解除できる(店舗で解除する場合は手数料がかかる)。なお本体を分割払いしている方は、購入から100日が経過している必要がある。解除しておかないとSIMカードは使えないので要注意。
何枚持っていくか
筆者は動画を見たり、まとめサイトで画像を読み込んだりしたため、4日で2GBまでの容量を使い切り、制限が来た。しかしこのカードは1000円ちょっとの値段で買えるし、小さいので荷物にもならない。「滞在日数÷4日分」だけ持っていけばいいのである。それに中国だと現地のWi-FIに繋いでも何もできないので、日数分持っていく方が安心だ。
【中国聯通香港】「 中国 本土31省と 香港 8日間 無限 上網 Data通信 専用 プリペイド/SIMカード 」
- 出版社/メーカー: 中国聯通香港
- メディア: エレクトロニクス
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出発までに届いていないとすごく困るので、早めに注文しておこう。それでは良い旅を。