去年はたくさんビジネス書を読んだ年だった。その中でもタメになり、かつ面白くてサクサク読めたものをご紹介したい。
TED TALKS/クリス・アンダーソン
『TED TALKS』は多数のテーマに囚われないプレゼンテーションを発表し続けているTEDの代表者が記した、興味を惹くプレゼンの方法書。この本の信頼性を高めているのが、書かれている内容が全て面白いこと。魅力的な語り口、面白い経験、効果的な話題の順番。これだけ面白い話が出来る人に、自分もなりたいと思うこと間違いなし。
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お金2.0/佐藤航陽
お金や経済って結局何なのかというところから、今話題のフィンテック・仮想通貨・シェアエコノミー・評価経済(Youtuberやインフルエンサー)について、30歳未満のアジアを代表する30人「Under 30 Asia」に選ばれた若き企業家・佐藤航陽が解説。ここ数年で生まれてきたこれらのシステムは、これまでの経済と何が大きく違うのかというところから、未来の社会の在り方を考えていく。
単に知識を入れるだけでなく、モノの見方も変えてくれる一冊。金融系の専門用語を使わずに書かれているので、読みやすくたとえ話も面白い。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: Kindle版
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自分を操る超集中力/メンタリスト DaiGo
この本もすごかった。集中して作業に取り組むための方法が、役立つものからほぼ無茶ぶりみたいなものまで紹介されている。それは無理でしょ!?みたいなものも、実践出来たら効果は有りそうなんだから、やっぱりメンタリストはすごい。序文からメンタリスト節を飛ばしているので、ぜひ立ち読みしてきてほしい。
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10年後の仕事図鑑/堀江貴文・落合陽一
若きメディアアーティストと天才実業家、多くのフォロワーを抱える2人の口から飛び出したのは、「AI時代にも消えない仕事」について。
一番消えないであろう仕事って、なんだと思います?
イラストも交えつつ、飾らない口語で書かれているのですぐに読めるしオススメ。
クリエイティブ思考の邪魔リスト/瀬戸和信
「クリエイティブな思考は鍛えれば誰にでも出来る」と語るのは、日本オラクル→日本マイクロソフト→フィットピットと先端企業を渡り歩いてきた瀬戸和信。創造性を生むために発想を転換させてくれる本なのだけど、ビックリするぐらい例え話がたくさん出てくる。ビジネス版世にも奇妙な物語というべき、「こんなことあるんだ!」の連続が飽きないので、読みやすい。
今後も追加していくので、ぜひまたお立ち寄りください。